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映画「Smile」について簡単に説明
ホラー映画「Smile」は日本ではサブスクなどの動画配信サービスでの公開でした。作品としての完成度が高く、狂気ホラーとしてしっかり不気味で怖かったです。
短編映画「ローラは眠れない」を長編映画化したものです。
評価も高い映画なのでホラー映画好きな方はぜひ見てほしいです。
また、主人公を変えた続編となる「Smile 2」が北米10月に公開されています。日本ではいつ公開されるのか、楽しみですね!
簡単なあらすじは?
精神科医の主人公・ローズはうつ病気味の少女を診察することになる。
診察の途中で女の子が何かを怖がり始めたと思ったら、笑顔で自死してしまう。その姿を目の前で見てしまったローズ。
その日から、ローズは周りの様子がおかしくなったことに気づき、周りの人々が皆、自分の命を狙っているのではないかと考える。
何が、原因で不可思議な現象が起こるのか、、、、
自分がむしばまれる感覚におびえるローズは、女の子の自死を見たことが原因だと考え、これまで似たような事件がないか探してみることにする。
すると、笑顔での自殺を見た人間はみな自殺をしていたことが分かった。
この死の連鎖を止めることが?また、結末はどうなるのか、、、
映画「Smile」の登場人物・キャスト
(主人公)ローズ・コッター :ソシ―・ベーコン
「13の理由」などに出演。
Smileでは主人公の精神科医の女性役であり、Smileに取りつかれ、自分の意思と反して自殺してしまうのを防ごうと奮闘する。
ジョエル :カイル・がルナー
「エルム街の悪夢」など数多くの映画やドラマに出演。
主人公のローズの元恋人の、刑事である。Smileの呪いに取りつかれた主人公の理解者になり、助けようと奮闘する。
トレヴァー :ジェシー・T・アッシャー
テレビドラマ「ザ・ボーイズ」の中のヒーローのAトレイン役などを務める。
主人公ローズと同棲中の恋人であるが、Smileの呪いで不可思議な幻覚を見るようになったローズを理解できず、ローズとの関係が微妙になる。
ローラ・ウィーバー :ケイトリン・ステイシー
「トゥモロー 僕たちの国が侵略されたら」に出演。
精神科医のローズの診察を受けたときに、ローズの目の前で笑顔で自殺した女子大生。
他にも出演する人物やキーパーソンとなる、主人公ローズの母親などが登場しますが、物語を進めていく人物は、上記のローズ、ジョエルの2人です。トレヴァーは主人公とかかわりの深い重要な
人物であり、ローラはこの物語が始まるキッカとなった人物です。
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↓↓ ここからはネタバレが含まれます ↓↓
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映画「Smile」あらすじ【ネタバレあり】
以下はネタバレを含むので見たくない方は飛ばしてください。
あらすじ:自殺の目撃
あらすじ:不気味な影が忍び寄り、病に犯されていく
あらすじ:Smileの呪いとは?
あらすじ:トラウマの遭遇と絶望のラスト。
この映画のあらすじでポイントとなる部分は上記の4つかと思いました。
このポイントごとにあらすじとネタバレを詳しく説明していきます。
あらすじ:自殺の目撃
この映画の物語の始まりとなるのが、ローラという女子大学生の自殺の目撃です。
精神科医として働くローズのもとに、診察(相談)に訪れたローラは、ローズには見えない”笑顔”の何かにひどくおびえている様子でした。
ローラは目の前で人が自殺する場面を目撃しており、それがトラウマになったとローズは考えます。
しかし、診察中にローラが死んでしまいます。
ローズがこれから幻覚にさいなまれるのは、このローラの笑顔の自殺を目撃したことで、”笑顔の呪い”がローズにかかってしまったのです。
あらすじ:不気味な影が忍び寄り、病に犯されていく
ローズはローラの自殺を見てから、ひどい幻覚に悩まされるようになります。周りの人物が自分を殺そうとする幻覚や「お前は死ぬ」と言われる幻覚です。
はじめは、実際に起こっていることではないかと思っていましたが、ストーリーが進むにつれて”笑顔の呪い”の存在を知り、幻覚であることが分かりました。
この幻覚のシーンが狂気的で、恋人であるトレヴァーとの言い合いなどは心が痛みました。
印象的なシーンとして、友達の子供の誕生日会に行ったローズがプレゼントを渡したらその中に、ローズの飼い猫の死体が入っていたことです。
飼い猫の死にひどく悲しみ誰の仕業か考えるローズでしたが、これはローズが自分も気づかないうちに自分で殺してプレゼントの箱の中に入れていたのです。
この呪いはローズの過去の母とのトラウマをも引き出し、それによりローズの恐怖を増長させていきます。
あらすじ:Smileの呪いとは?
ここで疑問となるのが先ほどから出ている”笑顔の呪い”とは何かということです。
最初は疲れているから幻覚を見ると考えていたローズですが、さすがにおかしいことに気づき、自殺した女子大生のローラについて調べ始めます。
すると、”笑顔の自殺”は19人ほど連鎖していたことがわかったのです。
つまり、笑顔で自殺する現場を見る→幻覚や幻聴にうなされる→Aさんがいる前で笑顔で自殺する→Aさんに笑顔の呪いがうつる という連鎖があることが分かりました。
この”笑顔の呪い”はコロナなどの感染症の形がないバージョンのようなものです。この感染条件が”死の目撃”なのです。
しかもこの呪いを解くには死を通してし解けないことが分かります。かなり絶望的ですね、、、
あらすじ:トラウマの遭遇と絶望のラスト。
ローズは一人で”笑顔の呪い”に立ち向かうことで、誰にも呪いを連鎖させずに終わらせようとします。
ローズは過去に母の死を目撃しています。それが深いトラウマであるため、巨大な化け物のようになった母親と対峙し戦うことになります。
化け物の母親を言うのは”笑顔の呪い”であるため、母親を倒し呪いから逃れられたかと思った瞬間、、、、、ローズは他の人に呪いうつす結果になります。
化け物との対峙シーンはホラーでしたし、かなりアンハッピーエンドで面白かったです。
映画「Smile」の感想・考察
ホラー映画として、とても面白い映画だと思いました。
最初のローラの死のシーンからインパクトが強烈で、怖さがしっかりありました。また、私はハッピーエンドが好きなのですが、ローズが呪いを解く方法を探すシーンや過去のトラウマと対峙するシーンでは、ローズが呪いを解くことが出来るんじゃないか!!と期待しましたが、良い意味で期待を裏切られた絶望感も良かったです。
ローズは奮闘したと思うのですが、アンハッピーエンドでしたね。
”死”からは逃れられないというメッセージだったのかなとも思います。
”笑顔の呪い”とは何かというのが大きくの残ると思います。私が思ったのは、笑顔の呪いはただの呪いで、深いメッセージ性はないのかなと思いました。
エンターテインメント的な感じですね。
ですが、”死”の恐怖からは誰も逃れられないということを感じましたし、笑顔と死というのが良くマッチして狂気的なっていて良かったです。
まとめ
映画「Smile」は笑顔という題材の狂気ホラーでした。映画の雰囲気もホラーの暗いじめっとした感じでとてもよかったです。
Unextで配信されているみたいなので皆さん見てみてください。