ギネス記録認定の大迫力のアクションと共に人気を博した映画「フォールガイ」。
主人公とヒロインの感情が分かりやすく描画されており、ド派手なアクションが魅力的です。登場人物達のキャラクターもコメディ感が強く面白かったです。映画ならではのド派手なアクションにワクワクする映画です。クスッと笑える場面もあり最高の映画でした。
フォールガイのあらすじ
映画スタートム・ライダーのスタントマンをしていた、コルト・シーバースは撮影中の事故で腰に大きな怪我を負いスタントマンとして挫折してしまう。スタントマンを辞め、彼女だったジョディ・モレノと連絡を絶ち、仕事仲間や周りと距離を置く生活を送っていた。
そんな中、元恋人のジョディが初めて監督をする新作映画のスタントマンをしないかとプロデューサーから連絡が来る。自分から連絡を絶ったジョディへの未練が残っていた、コルトは依頼を受けることにした。
ジョディのスタントマンとして仕事を再開し、ジョディと再会したコルトは徐々にエミリーへの思いを募らせていく。
そんな中、主演男優のトムが失踪し、プロデューサーかトムを探してほしいと依頼される。エミリーの初めて監督をする映画を成功させるため、依頼を受けることに。
主演男優を探すだけのはずが、大きな秘密を知ってしまい、謎の男たちから追われることに。
フォールガイのキャスト
コルト・シーバース(主人公・スタントマン)ー俳優:ライアン・ゴズリング
映画スターのトム・ライダーの凄腕スタントマンであり、ジョディ・モレノと付き合っていた。
ジョディ・モレノ(コルトの元恋人役)ー俳優:エミリー・ブラント
映画監督を目指す。コルトと付き合っていたが、コルトの怪我で疎遠になってしまう。
トム・ライダー(映画スター)ー俳優:アーロン・テイラー=ジョンソン
映画スター。失踪してしまう。
ゲイル・メイヤーーハンナ・ワディンガム(プロデューサー)
プロデューサーで、コルトに映画のスタントマンをしてほしいと呼び戻す。加えて、コルトに失踪したトムを探し出してほしいと頼む。
フォールガイの感想
『フォールガイ』は1981年から1986年に放送されていたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!フォールガイ」を題材に映画化したものです。
見る前の感想は「スタントマンが主演という珍しい映画」、「口コミを見ても普通くらいの評価」という感じだったので、見るかかなり悩みました。
ですが、ほんとにみて良かった!!
キャラクタ設定や凝ったアクションが魅力的でした。
スタントマンが主人公ということもあり、体を張った大迫力のアクションシーンとおしゃれな演出が印象的でした。
途中登場人物の1人が「俺は映画よりアニメが好きだ。映画は現実的すぎる。」という言葉を言っており、これは監督から観客に対するメッセ―ジだと感じました。このように、監督の考えが映画の中に作りこまれているのを感じました。
今回の映画のコメディ的な観点では、他の映画に例えると映画のコミカルな雰囲気が「デットプール」に似ていると感じました。登場人物達のキャラクタが面白く、たまにくすっとなるが、映画のストーリーを邪魔するほどではないちょうど良い塩梅でした。
主人公コルトが元恋人エミリーの監督作品にスタントマンとして出演するのですが、コルトとエミリーの関係性や心情が分かるような演出がされていたのでとても分かりやすかったです。
また、アクションが本当に良かったです!
少しネタバレになるのですが、、、、
敵とのカーチェイスやシドニーのオペラハウスを前に湖でのアクションシーンは感動しました。映画の終盤にかけてド派手なアクションシーンも増えていき見どころ満載です。
エンドロールでは実際に映画のアクションシーンの撮影風景などが映り最後まで楽しさの残る映画でした。